神隠しにあった入れ歯-決して諦めてはいけない

私は奥歯の一部が無くなり、部分入れ歯になっている。

食事をしているとき「あれっ、入れ歯が入ってない」と気がついた。

どこでなくしたんだろう。洗面所で歯を磨いたときに外した記憶がある。洗面台の周りをみても見当たらない。洗面台の下に落ちていないか?どうみてもない。あれー、歯を磨いてからまた入れたんだっけ・・?あれ、だとしたら食べながら知らないうちに外れ、そのまま飲み込んじゃったんだろうか・・?えーっ?!まさか・・

そういえば、なんだか胸の辺りに違和感があるような気がしてきた・・結構大きいけど、喉を通過しないかと言われれば、「しない」と断言できない・・。時間が経てば自動的に出てくるのかなあ・・

何度も探し、そのたびによく考えてみるが、考えるどれも確信がもてない。
まるで入れ歯が神隠しにあったみたいだ。

もうあきらめよう。飲み込んだかどうかも分からないが、なるに任せるしかない・・・。

しばらく時間が経つと、また気になって洗面台の前にじっと立って、ぐるりと見まわすが、それらしいものはない・・。・・・・・・・・。うーん

 

まてまて諦めないでもう一度よく考てみよう。外しておいたものが、何かの拍子に落ちてどこかに引っかかってるんでは?どこに?引っかかるものなどなさそうだ。

洗面台のどこかが壊れて穴が空いているなんてことが起きてるのかもしれない。えーっ、そんな穴なんか開いてるようにはみえないけどなー。

 

目で見てるだけじゃなく、手で触ってみないと、実は表面は塞がってるように見えて、その下には大きな穴があるのかもしれない・・・。

 

広げた両手の手のひらで洗面台の上を触りながら、少しずつ動かしながら洗面台を嘗めるようにして行った。洗面器の縁は厚みを持っていて、洗面台の表面から少し飛び出している。その縁の洗面台との境、洗面台から縁が立ち上がっているそのへこんだ角をそろそろと指を滑らせていくと・・・

あっ、何かが触った!
ありました。ありました。ありましたよー。

 

何度見てもなかったところだった。でも実はそこにあったということ。死角に入っていたのだろう。一度ないと思い込んでもう見えなくなってしまったのだろう。いろいろと考えがめぐる。

 

何が悪かったんだ・・もさることながら、見つかってよかったんだから、何で見つけることができたんだろう、何がよかったんだろうを考えてみよう。

 

決して諦めてはいけない」諦めないで考え続ければ、きっと問題を解決することができる。これを今日の教訓としたい。

 

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